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院長ブログ

2017年10月18日

母の誇り

母親って、自分が生んだ子供に対して、母親にしかわからない神秘性を強調することありますよね。うちは一卵性の女の子の双子なのですが、まだ1歳のある日、妻が「どっちの子が泣いているかなんて鳴き声ですぐわかるよ、全然違うよ。」なんて言ってきました。私も、なんとなくこっちの子の鳴き声だろうな というのはわかるのですが、全然というほどの違いはわからないので、「へーそうなんだー。」と返答すると。「え、分からないのー?」 やっぱり母親と父親は違うよねー、母親はお腹痛めて生んで、ずっと面倒見ているから、父親には分らないでしょうね-。と言わんばかり。 その日は、別に腹を立てる事もなく、流して聞いていました。
それから数日後、家族全員 車で出かけている時のこと、妻が運転して私が助手席に乗っていました。その時、後部座席で赤ちゃんの一人が泣き出しました。 私はすかさず、 「どっちの鳴き声だ。」と妻に振ると、数日前の事があったので考える素振りを見せられないと思ったのか、少し間をおいた後、「ゆうちゃん」 と答えました。 
「はい、不正解です。」 いい加減だなー。と思った瞬間でした。

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