影響されやすい妻
このブログは2017年10月18日 母の誇り のブログと一緒に読んで下さい。
先日、大町の天然水工場に社会見学に行ってきました。
施設はたいへんりっぱな造りで、キレイな庭園を通ったあと10人ほどが一グループとなり、案内人といっしょに工場に入っていきました。工場内では、この天然水が販売されるまでには北アルプスの山に降り注いだ雨が土にしみこみ20年かけて地下水となり、それが汲みだされてやっと天然水となる といった事を動画と模型などを使って力説されました。その後、ペットボトルに詰めるまでの製造工程が説明され、実際の製造工場をガラス越しに見学し、最後に綺麗なテラスのある部屋で天然水のペットボトルが支給され、みんなで味わって終了といったスケジュールでした。
さすがの私もこれだけの物を見せられたら、全然味が違うんだろうなーと期待しながらもらった天然水を ごくごく うーーん、普通、、、
帰りに 私「もっとおいしく感じるかと思ったら、普通だったなー」なんて妻に言うと
妻「えー、全然味ちがうよー、すごくおいしいじゃん」なんて思った通りの反応が来ました。
数か月前、妻の友人が安曇野に遊びに来て、友人が蛇口から水道水を飲み「やっぱり安曇野の水はおいしいねー」と言ったのを聞いた妻は、その後、麦茶を作らなくなり、食事中の飲み物は水道の水になりました。私は「東京の水と変わんないよ、目隠しして飲んだら絶対わからないから」なんて言うと、妻は「なに言ってるのよ、全然ちがうよ」 なんて会話がありました。
そんな事もあり、今回、妻の方から「帰ったら目隠しして水道水と当ててあげるよ、絶対わかるから」なんてこっちが言ってもいないのに自分からそんな事を言ってきました。
そして、帰宅し、陶器の器に天然水、ガラスの器に水道水を入れ 「さーどっちだ」と妻に差し出すと、見事 正解 「おー、すごい」 私「でもなー、1回だとまぐれという事もあるから、もう一回いい?」 妻「いいよ」 と自信満々の妻 今度は陶器の器に水道水 ガラスの器に天然水を入れて妻に差し出しました。
すると、妻 「ん? なんかわからなくなってきた」と言って、何度か味わったあと、妻「こっちが天然水」とガラスの器を指さし、見事、思った通りにはずしてくれました。
一般人に水の味は難しですよねー。