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院長ブログ

2019年10月9日

母のカレーライス再び

以前 母のカレーライス とうブログを書いたのでそちらを先にお読み下さい。

最近子供を連れて実家に帰りました。仕事を終えて夕方に安曇野を出たので車で実家に着いたのはよる9時頃になっていました。夜も遅くなっていたので軽い夕食として母親がカレーライスを作ってくれました。そばにはジャワカレーの空箱が。今日はカレーを食べて明日は江ノ島でカニ取りでもやりますか、なんて思いながらテレビを見ながらカレーが出来るのを待っていると、しばらくして目の前にカレーが運ばれてきました。私はカレーの色を見てびっくり、このカレーとは思えないフルーティーな色、これはジャワカレーではない! そうだ、うちの母親はカレーを台無しにする隠し味を入れる人だった。すっかり忘れていた。 また隠し味を入れられてしまった。まあ、なんだかんだ言ってもせっかく作ってくれたので、一口ぱくと食べました。 う、う、うまくない。

そして母に「今日はなんの隠し味入れたの」 と聞くと 母は「バナナと、だし汁と、、、、」

出るわ、出るわ、なぞの隠し味、「だから隠し味いれるなっつーの。」と心の中で思いながら。 まー、私はそれでも小さい頃から長年食べてきたので、とりあえず全部平らげました。 そして次に子供の前にカレーが、私は子供がどんな反応をするか見ていると、子供は一口食べて一言「もういらない、辛くて食べられない」 と言いました。でもこのカレー、全然辛くないんです。つまり子供はまずくて食べられなかったのを気を遣って辛くて食べられないととっさに言ったんです。 それを聞いて私は なんと機転の効く気を使える子供になったんだ。と子供の成長をうれしく思ったのでした。

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