通信簿
子供も小学3年生になり、1学期の終業式が終わりました。家に帰ってくるとすぐに妻が「通信簿みせてー」 子供「やだー」 でもなんだか顔がニコニコ 妻「いいから見せなさい」 子供「しょうがないなー」 そしてランドセルから通信簿を取り出し、「じゃじゃーん、なんと、全部よく出来ましたでーす、もう少しがんばろうが一個もありませーーん。」 すると妻も喜んで、「すごーい、すごいじゃーん。しかも先生からのコメントで良いことばっかり書いてあるよー。すごいね-。」 子供 「すごいでしょ-。○○君は もう少しが2個もあったんだよー。」なんて得意げ、それをビールを飲みながらすこしほろ酔いかげんで聞いていた私は輪に入ろうと余計な一言 「もう少しが一個もないなんて心配だなー。そんな優等生でだいじょうぶかー」 それを聞いた 妻、「、、、」 子供「、、、」 そして私を遮る様に 妻 「すごいねー、よく頑張ったねー。」 ち、無視しやがったなー、と私は悔しさ紛れにさらに一言「だいたいなー、大物になるには もう少しが5個くらいあるのがちょうどいいんだよー、 そんな個性がない人間になっちゃだめだー。」 と少し声を張り上げて言いました。 妻「、、、、、、、」 子供「、、、、、、、、」 と再び無視。無視されて悔し紛れにそんな事を言っときながら実は喜んでいる親バカの父でした。