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院長ブログ

2020年5月17日

人生山登り

私も気づいたら44才になってしまいました。この年になると、自分の事、子供の事を含め、幸せな人生ってなんだろうって考える事があります。人生最後の時に、「いい人生だった」 と思えたら幸せですよね。 でも多くの人は死ぬ前にいろいろな後悔をするそうです。その中で最も多いのが、もっといろいろな事にチャレンジしておけばよかった だそうです。生きていると、たいへんな事、嫌な事からつい逃げたくなりますもんね。
人生を山登りに例える人がいます。自分が考える幸せな人生って、富士山の山登りのようなもので、若い時はアップダウンのある広い山の裾野を進んでいく、いろいろと苦労してもなかなか上に登れない、30代頃でやっと急斜面となりぐんぐん上に登れていき、50台後半に山の頂上に到達してその後はゆっくりゆっくり山を下りていくようなイメージですね。大金持ちの家で生まれたり、生まれつき神童のように頭が良くて何も苦労せず東大に入って官僚になった人、ジャニーズのアイドルのように20代で山の頂上に到達した人って人生として考えた時、おそらく幸せではないと思うんです。はじめから頂上にいたら後は下る一方ですから。人生中盤になって落ちていくと、その落差が大きければ大きいほど精神的ダメージが大きいと思うんです。若い頃は逆に低いほど良いのかもしれないですね。どんなに小さい山でも少しずつ登っていける人生っていいですよね。そんな人生の山登りってすてきだなと思います。

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